11.最新スポットも、老舗エリアも(ロンドン旅・後編)~BBAが海外で買うべきもの~

中東料理が流行中。味よし、量よし、シェアOK!

 

この夏休み、旅行に出かけていた人も多いのではないでしょうか。私は早めに夏休みをいただき、7月にロンドンに行ってきました。前回に引きつづき(10.ロンドン最新「食」事情/ロンドン旅・前編)、ロンドンBBA旅をお届けします。

 

今回のロンドン旅は基本一人旅だったのですが、スコットランドに住む友人がタイミングよくお仕事でロンドンに。待ち合わせ場所として、北ロンドンの「キングス・クロス駅(King’s Cross Station)」に呼び出されました。なぜ? と思って行ったら、びっくり。キングス・クロス駅周辺は、去年「コール・ドロップス・ヤード(Coal Drops Yard)」というショッピング・モールがオープンするなど、いま、ロンドンで熱いエリアになっていたのです。

ロンドンの最新スポット! キングス・クロス駅周辺には「コール・ドロップス・ヤード」がオープンするなど、最新ショップ&グルメが目白押し。

もともとは石炭(=コール)を落とす(=ドロップ)置き場として使われていたエリアです。そこにいま、昔の建物を生かしたレンガ造りの個性的なショップやレストランが建ち並んでいて、歩いているだけで気分があがります。服はBBAにはちょっとついていけないショップもありましたが(笑)、コスメコーナーやレストラン料理は大丈夫。とくにいまロンドンで流行(はや)りのオススメ料理は中東料理です。

 

この中東料理店のいいところは、味はもちろん、量が多すぎないところです。いろんなものを少量ずつ食べられる。欧米の食事は日本人には量が多すぎることがありますよね。ましてやBBAには。でも、ここでいただいた中東料理はお洒落でちょうどよくて、大満足でした。しかも堂々とシェアできる! 食事は一人一皿が基準の個人主義な欧米ですが、ここのお店は他のテーブルもみなさん料理をシェアして食べていました。

中東料理が流行中。味はもちろん、量が多すぎないところもいいんです。

 

お店の奥には……お気に入りのパブの秘密、教えます

 
 

最新スポットも押さえておきたいけれど、昔ながらの老舗(しにせ)にも()かれます。やはり行くのは「リバティ・ロンドン」周辺です。今回驚いたのは、リバティ並びにできた「H&M Home」です。H&Mのインテリアラインで、私にもできそうなコーディネートがあったり、緑に囲まれた気持ちのよいカフェもあったりで、オススメです。インテリアライン、日本ではH&Mのオンラインでのみ一部商品を扱っているようです。実店舗でしか体験できない空間でした。

日本未上陸の「H&M Home(インテリアライン)」に行ってきました。

買い物に疲れたころ、ランチはリバティの裏にあるタコス店「ブレッドス(Breddos)」に入りました。タコスもロンドンで流行っている料理の一つ。これもまた、量がちょうどいいんです。タコスに合わせてマルガリータを一杯。幸せのひとときです。

タコスも流行中。少しずついろんな味が楽しめます。

リバティのカフェも好きですが、裏通りのキングリー・ストリート(Kingly Street W1)にはお洒落なインド料理屋「ディシューム(Dishoom)」、オーガニック健康志向の「デトックス・キッチン(Detox Kitchen)」からオールドスタイルのパブまで、お洒落なロンドンっ子が通うレストランがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

あともう一軒。本当は秘密にしておきたかったのですが、私のお気に入りのパブを。

 

ノッティング・ヒル(Notting Hill)にある、外壁が花で囲まれたパブ「ザ・チャーチル・アームズ(The Churchill Arms)」です。入って入り口付近はオールドスタイルのよくあるパブですが、なんとお店の奥は本格的なタイ料理屋さん! ギネスをはじめ生ビールを頼めますし、食事のオーダーはパッタイなど一人一品頼めばOK。安くてカジュアルな大人旅ディナーにオススメです。このタイ料理レストランはかなりの人気なので、直前でもいいですから、予約してから行くことをオススメします。

お気に入りの「ザ・チャーチル・アームズ」。美しい花に囲まれ、チャーチル元首相の名を冠した歴史あるパブです。
パブの奥にはタイ料理屋さん。ハーフパイントのギネスドラフトビール(タップビール)も飲める上、食事は一品からでOKと、大満足なレストラン。

 

BBAが海外で買うべきものは、薄いまゆずみ

 
 

ロンドン旅行記の締めくくりはお土産について。友人に、家族に、なにより自分に(笑)。お土産選びは旅の楽しみの一つですよね。今回、私が買ってよかったものをご紹介します。

 

一つは、リバティの化粧品詰め合わせセットです。ふだんは詰め合わせを買わないのですが、リバティの化粧品売り場って、いま、世界でいちばんイケてるものが集まっているんですよね。そういう場所ですから、試してみる価値はあるだろうと思って、今回思いきって買ってみました。

 

すると大正解! 詰め合わせセットには、お店の推しの商品が全部入っていることがよくわかりました。セットに入っている商品を試した後、気に入ったものは、今度は単品で買ってもいいですよね。

夢のリバティおすすめコスメキット。総額175ポンドがなんと75ポンド! 帰りに空港でディタックスもしたから相当お買い得でした。

コスメでもう一つ、オススメしたいのは、まゆずみです。これはキングス・クロスのショップで買いました。

 

実はいま、髪のカラーを明るくしているんです。私の「グレイヘアへの道」については次回詳しくお伝えする予定ですので、楽しみにしていただきたいのですが、髪の色を変えたら、眉の色が合わなくなってしまったのです! つまり日本のまゆずみって、薄い色がなかなかない。薄そうに見えても実際描いてみるとかなり濃い! 日本人は髪が黒いから、当然ですよね。そこでグレイヘアが増えてくるBBAが海外で買うべきものは薄いまゆずみだと、気づきました。いくつになっても新しい発見があるって楽しいです。

海外は薄いまゆずみが手に入りやすい。グレイヘアが増えてくるBBAにオススメです。

 

スーパーで安くて軽いお土産を

 
 

ロンドンの至るところにあるスーパー、M&S(マークス&スペンサー)では食料品も買いました。あると便利なオリーブオイルのスプレーやマヨネーズ、私の好きなアールグレイのリーフティーなど。すべて安いし軽いしかわいいし、お土産にぴったりです。お値段も2ポンド~6ポンド(260円~780円)くらいとお手頃。

一番左のドレッシング以外すべて大当たり! スプレーのオリーブオイル、蜂蜜、チーズにぴったりなクラッカー、大好きなアールグレイの紅茶は、ディスク型のティーバッグとリーフティ両方をゲット! 50個入りのティーバッグは滞在中に早速お部屋でいただいてちょっと幸せになりました。

ご存じの方も多いと思いますが、イギリスの消費税は基本が20%で、日本よりも高いです。レストランで食事をすると、消費税にサービス料もかかりますから、日本と比べるとずいぶん高くなる。一方で、消費税が安くなる、あるいはかからないものもけっこうあるのです。たとえば食料品やベビー用品など、日常生活に必要と考えられる品目です。だから、ロンドンはすべて高い、というわけではありません。ぜひスーパーに行ってみてください。

 

最後に、前回ご紹介した美術館「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」のミュージアムショップでこんなものを見つけました。折しも、私が旅していたのは、参議院選挙の前。「選挙に行こう」と呼びかける方法って、いろいろあるんですね。

「VOTES FOR WOMEN」と書かれたトートバッグを、参院選前のお土産にしました。
ちなみに「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」のショップには、アーデム(ERDEM)とWネームの小物なども売っていました。

毎月第1・3水曜日更新

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地曳いく子(じびき・いくこ)プロフィール

地曳いく子(じびき・いくこ)
1959年生まれ。『non・no』をはじめ、『MORE』『SPUR』『Marisol』『eclat』『Oggi』『FRaU』『クロワッサン』などのファッション誌で30年以上のキャリアを誇るスタイリスト。著書に『50歳、おしゃれ元年』『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』『ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo&Don't』『ババアはつらいよ アラカン・サバイバルBOOK』『おしゃれも人生も映画から』『おしゃれ自由宣言!』など著書多数。槇村さとるさんとの動画連載「BBA(ババア)チャンネル byさとる×いく子」も好評配信中。http://gakugei.shueisha.co.jp/yomimono/bbach/01.html