20.大人の沖縄一人旅・2020 ~計画をあまり立てないBBA旅の楽しみ~

初めて行きました、北谷(ちやたん)

 

なんだかんだ毎年一度は訪れる沖縄。お目当てのバンドのツアーということもありますが、沖縄に住む友人も何人かでき、寒いこの季節、逃げるように、暖かい冬の沖縄に4泊5日で行ってきました。

飛行機内で原稿を仕上げメール送信! ホッとしながらオリオンビールに手を出す。那覇空港ではランの花に迎えられて、沖縄一人旅の始まり。

大人のふらり一人旅。知り合いのバンドのライブスケジュール以外は特に計画を立てず、体力・気力と相談をして、気の向くまま、気ままに行動。それでも新しい発見がありました。沖縄もアップデートしているし、旅で自分もアップデート! ということで、おすすめスポットや、旅の途中に考えたことを書きたいと思います。

 

今回、初めて訪れたのが北谷(ちやたん)です。ここには「美浜(みはま)タウンリゾート アメリカンビレッジ」というエンターテインメントタウンがあって、ショッピングやグルメが楽しめます。

 

那覇(なは)から、バスで800円くらい小一時間のショートトリップです。以前の私なら、迷わずタクシーで移動していましたが、何しろライブ以外は決まった予定もなく、急ぐ必要もないので、地元の方に混じってバスでのんびり移動しました。下調べ一切なしで行った北谷、着いてびっくり! ここはハワイ!? 思いきり海外のリゾート感満載でびっくりしました。

リゾート感満載の美浜のアメリカンビレッジ。

ビーチウォークに並ぶ多様なレストラン、米国人が多いせいか、タコス、シェラスコ食べ放題に、ヴィーガンレストランまで! 暖かいので、少しぐらい曇っていても散歩しただけで心も体も(ゆる)みます。那覇とは全く違うリゾート地。夜は街中、綺麗にライトアップされて、まるでディズニーランドのようでした。

夜は街中がライトアップされます。ホテルと繁華街をぐるっと回る無料トロリーバスも。

宿泊したラ・ジェント・ホテル沖縄北谷(La’gent Hotel Okinawa Chatan)は、スタッフもお部屋も素晴らしく、たまたまバリアフリーのお部屋でしたが、広々として使いやすく、バスルームの手すりなど、ちょっと飲みすぎて帰っても安心なつくり。パラリンピックの選手宿泊施設もこんなふうなら、パラリンピック後も高齢者の利用を含め、快適な住まいやホテルになるのになぁと思いました。レストランでテイクアウトしたチーズバーガーとオリオンビールを部屋でのんびりいただき、早めに就寝。

バリアフリーの快適なお部屋で、夜は簡単に済ませました。

次の日、チェックアウト後にもう一度あたりを散歩しようと外に出て、すぐに見つけたのが天然酵母(こうぼ)使用のパン屋「ザ・テラスベーカリー」。店内でパン選びに迷っていたら試食に出されたチョコクロがすごく美味(おい)しい。奥にあるレストランで15時半まではイートイン可能とのことで、海が見える窓際の特等席でいただき、リゾート気分を満喫しました。700円ちょっとの贅沢です。その後、少し海辺を散歩してコザへ移動。

散歩中に見つけた天然酵母使用のパン屋「ザ・テラスベーカリー」。
海の見える特等席で、絶品チョコクロをいただきました。700円ちょっとの贅沢♪

 
 

旅の移動は“ハーフ・タクシー”

 
 

北谷・美浜からコザへの移動はバスでも行けたのですが、本数も少ないため、ここはタクシーで移動。沖縄はタクシーアプリDiDi(ディディ)が使えるから便利です。

 

コザは定宿にしているデイゴホテル(なんと大浴場付き)に早めにチェックインできたので、荷物を起き、コザの街へ。友人の英里子さんがインスタにあげていてかなり気になっていたので、プラザハウスショッピングセンター内にできた「ロージャース フードマーケット(Roger’s FOOD MARKET)」を早速チェック。

気になっていたロージャース フードマーケット。

日曜日でバスの時間がかなり怪しかったので、ホテルからロージャースへはタクシーで移動です。日曜・祝日の沖縄バス移動は気をつけたほうが! 催し物などでルートが変わっていたり、路線がキャンセルになっていたりすることがあって、グーグル先生もあてになりません。

 

旅で困るのは移動手段です。たとえ免許を持っていても、知らない土地で運転するのはちょっと大変、という方もいらっしゃいますよね。一人旅ならなおさらです(あと、私のようにお酒を(たしな)む方も。笑)。私は、タクシーを使ったり、時間のある時はバスを使ったりと、懐にも体にもやさしい、“ハーフ・タクシー”を心がけています。

 

さて、ロージャースですが、まあ東京で言ったら紀ノ国屋? かなりスノッブでオシャレです。ビオのワインも普通に置いてありました。さらに店内を回ってみると、沖縄野菜コーナーが! 早速オーガニック人参をゲット。チーズコーナーには地元産のチーズもありました。やはり旅の楽しみは地産地消(ちさんちしよう)ですね。オリジナルのポーチも可愛かったです。ちょっとしたお土産(みやげ)にぴったりかも。

旅の楽しみは地産地消。オーガニック人参&オリジナルポーチ。お土産にもぴったりです。

その後のランチはかなり迷ったのですが、帰り道にある行きつけの「ステーキハウス四季」にしました。シェフが対面でステーキを焼いてくれるレストランですが、ランチだと、ステーキにサラダ、スープ、焼き野菜、ご飯かパン(私は追加料金を払ってガーリックライスにしてもらいます)にビールで3千円ちょっと。お一人様の方も多く、おすすめです。もし食べきれなかったら裏技で「ドギーバッグをお願いします」と言えばお持ち帰りも可能です。

ステーキハウス四季はお一人様でも気軽に楽しめます。

 
 

「油味噌」はオキナワンのソウルフード

 
 

那覇では知人とお茶をしたり、お買い物をしたり。沖縄は、あまり知られていませんが、味噌(みそ)が有名なんです。

 

私も宮古島(みやこじま)生まれの友人から聞くまで知らなかったのですが、沖縄と言えば「味噌文化」なんだそうです。確かに“おばあ”がやっている定食屋で定食を頼むと、巨大な味噌汁がついてくるし、鰹節(かつおぶし)消費量が全国1位なのも納得。

 

那覇在住のクールなブルースマン(ほぼ同い年)が連れて行ってくれたのも「味噌めしや まるたま」。ここの紅豚(べにぶた)味噌しょうが焼き定食、絶品でした。豚肉、玉ねぎ、味噌&生姜(しようが)だけで、なんでこんなに美味しいの? 首里(しゆり)で昔からやっている老舗(しにせ)味噌蔵・玉那覇(たまなは)味噌醤油の味噌を使っていて、玉那覇味噌醤油の社長の(おい)っ子さんが始めた店だそう。沖縄の焼物・やちむん使いも素敵で、タクシーに乗ってでも是非。

「味噌めしや まるたま」の紅豚味噌しょうが焼き定食。美味しかった!
やちむんでいただくコーヒー。店内にはお土産コーナーも。

味噌と言えば、那覇では、定宿にしている「ホテルオーシャン 那覇国際通り」(宿泊客はロビーの泡盛(あわもり)24時間飲み放題のかなり危険なホテル)の近くのサンエースーパーで、宮古島の味噌も発見して購入。「油味噌」のカツオ味は、ロージャースで買った人参にぴったり、おにぎりに入れても美味です。「油味噌」は“オキナワン”のソウルフードだそうです。

スーパーで宮古島の味噌や油味噌のカツオ味を買いました。

また、別の地元お友達がお茶に連れて行ってくれたのが、食べられるお花・エディブルフラワーをあしらったインスタ映え(笑)する素敵お茶を出す「デイジー(DAISY)」です。見た目だけでなく味もよく、一気に乙女な気持ちになりました。

カフェ「デイジー」でカラフルなお茶をいただき、たまには乙女な気持ちに(笑)。

それから夜は、いつも行っていた牧志(まきし)駅の、お一人様しゃぶしゃぶコースがあったお店が閉店してしまい、国際通りをさまよっていたら見つけました。お一人様OKのいわゆる「せんべろ」です。美味しい焼肉とドリンク2杯で1000円! 私はこれに和牛切り落とし一皿をプラスして、2000円弱でお一人様焼肉ディナーにしました。飲まない人はソフトドリンクもOKですし、お店の人の感じもよかったです。

沖縄の「せんべろ」?! 大満足です。

ひとり旅と言っても、毎年訪れるうちにできた地元のお友達に色々案内してもらえる私は幸せ者ですね。

 

おまけ ユニクロのウルトラライトダウンの収納バッグ紛失問題

 
 

ウルトラライトダウンの収納バッグをうっかりなくしてしまうのは私だけでしょうか?
 
そんなうっかり者の私ですが、先日ユニクロのweb通販ページを見ていて発見したのがこれ! 通販限定ですが、なんと収納袋だけ、大・中・小、各190円(税別)で販売しているのです。これだけ買うために送料480円かかってもかまわない! と、大と小を購入しました。よかった、よかった(笑)。
 
あまりの人気に現在欠品中? 早急の在庫追加をお願いしたい。

収納バッグの大と小を通販で購入しました。これで一安心(笑)。

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地曳いく子(じびき・いくこ)プロフィール

地曳いく子(じびき・いくこ)
1959年生まれ。『non・no』をはじめ、『MORE』『SPUR』『Marisol』『eclat』『Oggi』『FRaU』『クロワッサン』などのファッション誌で30年以上のキャリアを誇るスタイリスト。著書に『50歳、おしゃれ元年』『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』『ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo&Don't』『ババアはつらいよ アラカン・サバイバルBOOK』『おしゃれも人生も映画から』『おしゃれ自由宣言!』など著書多数。槇村さとるさんとの動画連載「BBA(ババア)チャンネル byさとる×いく子」も好評配信中。http://gakugei.shueisha.co.jp/yomimono/bbach/01.html