保護猫が「店員」として常駐。店内の本はすべて「猫本」。売上の一部を保護猫団体へ寄付。資金問題はクラウドファンディングで解決。立地はあえて住宅地の片隅。そんな前代未聞の猫本屋「キャッツミャウブックス」はいかにして出来たのか?
ノンフィクションライターの井上理津子さんが、店主の安村正也さんをはじめ多方面に取材。開業資金やオープン後の収支も惜しみなく公開した、前代未聞の本屋開業秘話。かつてないほど具体的なヒント満載です!
本特設サイトでは、そんなキャッツミャウブックスができるまでの様子を写真を追ってご紹介します。
お店のコンセプトや開店までの記録を写真でご紹介します。
店長。この子がいなかったら「猫と本屋が助け合う」コンセプトは生まれなかった。15年間ニンゲン夫婦を独り占めしてきた年寄りのせいか、平成ギャル店員たちと話が合わない。たまに2階から1階店舗に向けて叱咤激励(?)の声を発し、店主(ニンゲン)に抱かれて巡回に降りてくることもある。
永遠の初代番頭。オープン前、「本と猫が共に遊んでいる」空間のアイデアを伝えるとき、店主の想像の中にいつでもこの子が本棚の間を行き来していた。レジ横に掲げられたフレームの中から、今日もお客様にごあいさつしている。
店員猫におけるお姉さん格。普段はツンデレで冷静にニンゲンの言葉を聞いているが、夕食タイムが近づくと店内を反時計回りで何周もし始める。本棚の間のキャットウォークや2階の自宅へ繋がる穴などを店に着いてすぐに見つけたり、読太に格子戸の開け方も教えたりする頭脳の持ち主。
他の子が寝ている場所でも気にせず上からかぶさって寝るような天然ちゃん。甘えん坊でお客様にもすぐにお腹を見せる。腰をポンポンされるのが大好き。黒猫なのに首筋に生えている白い毛が月を追うごとに増えている。毛繕いをあまりしないのが難点。
クラウドファンディングのリターンとして、エア飼い主さまにご提供した命名権により男の子の名前になったが、そのヤンチャぶりで名は体を表している。ニンゲンが何かをやっていると必ず参加してくる「かまってちゃん」で、イベントの写真には必ず邪魔をする姿が残されている。
カメラを向けるとジッとしているので、メディアへの登場機会が最も多い当店のフォトジェニック。読太と似ているが姉妹ではなく、性格も正反対のお姫様。お客様の膝へ自ら乗って接客することもあり、特に男性のファンを拡大している。
オリジナルブックカバー。単行本には青色を、文庫や新書には白色を用意している。
オリジナル缶バッジ。看板やブックカバーにも使われているこのイラストロゴは、6次元ナカムラクニオさん作。
猫と本と飲み物を同時に楽しめます。